イオセリアーニ特集の最後に観たのが5月に下高井戸シネマでやってた『皆さま、ごきげんよう』で、もっと観たいから延長戦やってくれぇ! 的なことを書いたような気がするのだが、現在早稲田松竹でイオセリアーニ特>>続きを読む
ネトフリには加入しているので待ちさえすれば自宅で見ることもできたのだが、何だかんだデヴィッド・フィンチャーの新作だしそもそも自宅では2時間もある映画を集中して見ることができないだろうということで劇場で>>続きを読む
特に文句のないおもしろSFだったのでぶっちゃけそんなに言うこともなく、あーおもしろかったー、だけで終わってもいい感じではあるのだが、まぁちょっとだけ感想文を書いてみようか。
本作はあのハリウッド版『ゴ>>続きを読む
御年80歳になる大御所も大御所のスコセッシ監督による新作で、しかもその高齢にも関わらず巨匠の晩年によくあるような抽象性が高い分かるような分からんような作品でもなく、アメリカの原罪的な問題を真っ向から取>>続きを読む
ファスビンダー特集の四本目です。
四本目とはいうがその中の一本はファスビンダーは脚本のみで映画の監督自体はダニエル・シュミットが務めた『天使の影』があるので純粋にファスビンダー監督作品としてはこれが三>>続きを読む
ウクライナ戦争が勃発して数か月後に渋谷のイメージフォーラムでヴァレンチン・ヴァシャノヴィチの『リフレクション』と『アトランティス』が特集上映されたのは去年の夏くらいだっただろうか。その後もロズニツァ作>>続きを読む
岩井俊二の長編作品は『ラストレター』以来の3年ぶりですかね。前作は結構好き好きな感じの感想文を書いたような気がするんだけど、本作『キリエのうた』は正直そこまでグッとは来なかった。まぁ面白いかつまんない>>続きを読む
『宇宙探索編集部』というタイトルの字面だけを見たらドキュメンタリー映画かな? という気もするがれっきとした劇映画である。俺は最初タイトルだけ見たときは月刊ムーに密着取材した映画だと思った。まぁムーに取>>続きを読む
フドイナザーロフ特集で唯一時間が合わなくて観られなかった『少年、機関車に乗る』だが、延長戦的な上映でなんとか観ることができました。ありがとう目黒シネマ。そしてこれでフドイナザーロフはコンプリートかなと>>続きを読む
俺自身オシャレのセンスはないのだが、ファッション関係は好きでその手の映画はなるべく観るようにしてるのだけどその手の映画って劇映画でもドキュメンタリーでも大体面白いんですよね。まぁファッションってモロに>>続きを読む
本作を観た直後の俺のTwitterの呟きは「いかにドキュメンタリー映画とはいえさすがにそれは…と思うほどに平坦で山も谷もない構成および演出になっているのだが、しかしそれがフランシスコ教皇の揺るがない信>>続きを読む
まぁ面白かったは面白かったんだけど、かなり思ってたのとは違ったなという『PIGGY』でした。いやほんと、悪くはなかった。全然悪くはなかったんだけど、こっちとしては安っぽい牛丼を食べようと思ってきたのに>>続きを読む
まず最初に書いておかねばなるまいと思うので書いておくが、多分今年一番寝ました。単純な睡眠時間ならもっと寝た作品があったかもしれないが、上映時間との比率でいったらおそらく本作が一番寝ているだろう。ちなみ>>続きを読む
多分かなり遅い方だと思うが岡田磨里という名前を初めて知ったのは『あの日見た花の名前を僕達はまだ知らない。』だったが、これは序盤の数話は信じられないくらいに面白かったんだが中盤以降は反転するかのように信>>続きを読む
ファスビンダー特集の三本目です。
ただ、ファスビンダー三本目とは言っても本作『天使の影』はファスビンダーの監督作ではなくて、監督を務めたのはダニエル・シュミットである。ダニエル・シュミット…ダニエル・>>続きを読む
もうね『コカイン・ベア』とかいうタイトルの時点で何をかいわんやというか、大体どんな映画か分かれよな! って感じの本作ですが、大体そういう映画でした。そういう映画だよ、分かるだろ。分かる人は帰ってよし!>>続きを読む
先に結論を書くとイマイチな『オクス駅お化け』であった。いや、イマイチっていうかね、まぁイマイチなんだけど全然ダメな作品というよりもだね、ものすごくオーソドックスな怪談物で良いも悪いもなく、したがって特>>続きを読む
『ニンジャ・タートルズ』といえば確か90年前後くらいに放送されたアニメがそこそこヒットして一時的に流行りスーパーファミコンのベルトスクロールのアクションゲームとかも発売されていたので、世代的に(俺とか>>続きを読む
ファスビンダー2本目の『不安は魂を食いつくす』ですが、いやこれも面白かったな。ファスビンダー凄いかもしれん。今のところ2本とも素晴らしかった。
んでこの『不安は魂を食いつくす』だが凄いタイトルだよね。>>続きを読む
タイトルが『ダンサー イン Paris』とあるようにパリに住んでいるダンサーのお話です。分かりやすい。タイトルに偽りなし。まぁ、尺の3分の1くらいはパリから離れた田舎に行くけどそれくらいはいいだろう。>>続きを読む
ずっと観たかったんだけど、ちょっと前に公開されたときは上映回数が少なくて時間が合わずに泣く泣くスルーすることになったのだが先日都民の日の一日限定で特別上映されたので何とか観ることができました。上映して>>続きを読む
お恥ずかしながら、実は初のファスビンダー作品だったんですけどめちゃくちゃ面白かったですね。びっくりしたよ。この『マリア・ブラウンの結婚』が初ファスビンダーに相応しい作品なのかどうかは知らないが一応ヒッ>>続きを読む
公開直後からやたらTwitterやらブログやらで好評を博して上映館の一つである渋谷のイメージフォーラムでは平日でも満席が続出するというミニシアター系で尚且つアート系の映画としては異例のヒットを飛ばした>>続きを読む
10数分の短編作品なので面白いとか面白くないとかはそんなに言えない感じではあるのだが、少なくとも作中で繰り広げられる映像は興味深くて面白かったですね。
タイトルである『骨』を巡るあれこれが10数分の短>>続きを読む
映画とドラマ版でのスピンオフ展開はすでに発表されているがひとまずナンバリング的な本筋としては一旦手仕舞いである『ジョン・ウィック:コンセクエンス』でしたが、いや、やっぱ面白かったですよ。コロナ禍もあっ>>続きを読む
俺は劇場で映画を観たらTwitterで一言レベルの簡単な感想を呟いてるんだけど、本作『劇場版シティーハンター 天使の涙』を観た直後のツイートは「今回はかなりシリアスな方のパターンだったけど、それはそれ>>続きを読む
面白いか面白くないかで言えば”楽しかった”と、ちょっとそんなずるい答え方をしてしまう映画でしたね『映画プリキュアオールスターズF』は。去年の『デリシャスパーティー・プリキュア』の映画は見逃したので『ト>>続きを読む
この『ヒンターラント』は俺にしては珍しく、予告編で見たあらすじが面白そうでこの映画観てみたい! ってなった作品であった。いやあらすじというよりは設定と言った方がいいだろうか。まぁとにかく予告編で、おも>>続きを読む
『禁じられた遊び』といえば映画好きなら見たことがあるかどうかはともかくそのタイトルくらいは聞いたことがある名作であろう。無論、本作はそんな大多数の映画ファンが思い浮かべるルネ・クレマン監督の52年の作>>続きを読む
先日の『スーツ』に続いてフドイナザーロフ4本目の『コシュ・バ・コシュ 恋はロープウェイに乗って』でしたが、またしても面白かった。おいおい、フドイナザーロフ全打席ヒットじゃん! マジかよ! てな感じです>>続きを読む
セルゲイ・ロズニツァ監督の特集上映「戦争と正義」で観た二本目。先日感想文を書いた『破壊の自然史』とハシゴで観た『キエフ裁判』になります。さて『破壊の自然史』の感想文中でも書いたが今回の特集の二本はセッ>>続きを読む
久し振りのセルゲイ・ロズニツァ作品。渋谷のイメージフォーラムで先月くらいからやってた「戦争と正義」と銘打った特集で上映された『破壊の自然史』です。もう一本は『キエフ裁判』というタイトルの作品で、これも>>続きを読む
先日の『ルナ・パパ』に続いてフドイナザーロフ3本目の『スーツ』でしたが、これも面白かった。今のところフドイナザーロフは全部面白いですね。すごい。中央アジアの映画といえばフドイナザーロフでイメージ固まっ>>続きを読む
『海を待ちながら』に続いて二本目のフドイナザーロフでしたが、いやぁー! 面白かった! 面白かったし何か感動しちゃったね。映画観てこういう気持ちになったのは久し振りだなっていう、そういう感じの映画体験で>>続きを読む
別につまんないってことはないんだけどあんまりグッとは来ないっていうか、ちょっと惜しいなぁという感想になってしまう『兎たちの暴走』でしたね。『兎たちの暴走』というタイトルだけだとすわ『ピーター・ラビット>>続きを読む
個人的には面白い映画だったし好きな作品でもあるけど、なんというか色々と含みのある映画ではあって、その部分をどう咀嚼するかで結構印象が変わるんじゃないかなと思いますね。ちなみに本作はイラン映画である。わ>>続きを読む