もっと世に知られてもいい映画と思った。
からゆきさんだった人が、その後貧困のまま何の補償もされることなく生きてきたという現実。
それを研究している女性との交流を淡々と描いているのですが、最後のシーン…
このレビューはネタバレを含みます
熊井啓と田中絹代タッグの名作。
所謂、外国売春婦(通称・からゆきさん)として海外に売られてしまった女性のルポルタージュをもとに映画化されたもの。
国に男に家族にまで手のひらを返され差別され、踏みにじ…
このレビューはネタバレを含みます
部落の最奥部で暮らす元「からゆきさん」の老婆が、その凄絶な人生を述懐する。
くじ引きのシーンが印象的。彼女らが「からゆきさん」になったのは、自分の力ではどうしようもないところで貧乏くじを引いたから…
昭和の女優はよく脱がされた。
売れるために脱ぐのもあるが、むしろ売れてる女優を脱がそうとする。
名のある女優の裸で客を呼ぶ、映画製作者たちの女衒根性だ。
本作は女の裸を利用した国や男たちを批判してい…
田中絹代の演技が神!
原作/ノンフィクション作家
山崎朋子(女性史研究家)
「サンダカン八番娼館
底辺女性史序章」
女性史研究家・三谷圭子(栗原小巻)は
明治時代から昭和の初期
…
自宅にて観賞
(簡易レビュー)
①田中絹代さんの存在感が際立った作品である。
②リアルすぎて、作品と現実の区別がつかなくなる。まるで、ドキュメンタリーを観ているかのような錯覚に陥る。
③栗原小…