日本帝国主義の時代、島原・天草から東南アジア植民地へ売られた、からゆきさん(海外娼婦)の悲哀と差別に満ちた人生の話。
日本女性史研究家である山崎朋子によるノンフィクションを映像化。
女史が3週間、…
@東マレーシア,コタキナバル空港〜
小津作品ですっかり懐いてしまい、出てくるだけで嬉しくなる田中絹代。
そして田中絹代の遺作とは知らずに鑑賞。
振り絞るような演技に圧倒される。
田中健が美男子すぎて…
以前浄閑寺に行った事がある。ここには吉原遊女達の墓がある。ガイドさんの説明を聞きながら、遊女達の墓に手を合わせた。
地方の貧しい家から身売りされた少女達。ガイドさんからは、遊女の平均寿命は21歳だっ…
点数をつける話じゃない
アマプラで見放題が終わるまで後一時間で見始めた。
家族のためにボルネオにでて、辛い思いをしてきたおさきさんに対する周囲の仕打ちが酷すぎる
女衒の男やおさきさんの兄が都合が悪く…
山崎朋子(1932-2018)の『サンダカン八番娼館』を映画化したものである。「からゆきさん」は本来「唐行きさん」と書き、日本人からも蔑まれた悲惨が本作で描かれている。監督は『黒部の太陽』を撮った熊…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
淫売の血を吸って大きくなったんだ
内容については何も言うことかまできない
見たもの感じたものが全て
血と涙の印
からゆきさんという言葉を初めて聞いた
ノンフィクションということだが実際に綺麗…
「みんな、日本に背ば向けて眠っとらすと」これよな。この言葉に収斂させるためのドラマツルギー。
なるほどこれが田中絹代か。確かにこれは伝説。ヴィオラ・デイヴィスやソン・ガンホの先駆者だ。先駆者いたん…
田中絹代さん圧巻の演技
日本に、男に搾取され、捨てられてきた女性たちをドキュメンタリックに描いている。
なんともズーンとくる題材
随所の女優さん達の演技も印象的。
少しカッティングが緩いのと、…
子供の頃、日曜洋画劇場で予告を見て
「これな子供は見れないなぁ…」と思ってから…やっと観て…よかったです。
危うく見逃すところだった…
何が凄いって田中絹代という女優さんの凄さに圧倒されました。
…
からゆきさんを通して日本の忌まわしく許し難き過去を学ぶと同時に、こうやって身を売りながら生きていくしかない女性は今でもいるという事実に恐怖を感じる。生は希望のようでありながら恐ろしく残酷で皮肉的なも…
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