このレビューはネタバレを含みます
唐行きさんの名前は知っていたけど、ここまでのモノだとは知らなかった。
仕事内容を理解して渡航したと思っていたけど、まさか少女の頃に騙して身売りって。
人身売買やん。
まさに身体を張って命懸けで稼いだ…
【歴史の一面に光を当てる労作】
山崎朋子原作のノンフィクションを熊井啓監督が1974年に映画化したもの。
からゆきさんと呼ばれた、戦前の日本から東南アジアに娼婦として売られた女(若年期=高橋洋…
題名だけはずっと知っていた映画
そして同様に名前だけは知っていた田中絹代さんも出ていて
ベルリン映画祭銀熊賞主演女優賞を取っている
舞台は大正のマレーシア・ボルネオ島サンダカン
からゆきさんと総称…
脚本が凄い。
過去と現在を行き来してるだけのシナリオじゃない気がする。
サキの壮絶な記憶。
圭子に語りかける年老いたサキ。
サキの死後、サンダカンへ訪れる圭子。
この3つの時間軸が縄のように物語に編…
入院中に鑑賞。
小巻さんの知的な美しさと
田中絹代さんの何とも言えない
演じているとは思えない自然な佇まい。
感動しました。
たった100年前くらいの話。
都合の悪いことには蓋をして
力でねじ伏…
ノンフィクション作家・山崎朋子のベストセラー「サンダカン八番娼館-底辺女性史序章」の映画化。
かつて、"からゆきさん"と呼ばれ、貧困のため人身売買で海外(南洋)へ売られ苦難の人生を歩んだ娘たち。
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