サンダカン八番娼館 望郷に投稿された感想・評価 - 8ページ目

『サンダカン八番娼館 望郷』に投稿された感想・評価

レン

レンの感想・評価

4.7

この映画から現代の私たちは学ぶべきことがある。そういう意味のある作品だと思った。

からゆきさん、時代の影響を受けやすい仕事。その中で力強く生きる女性の話。

オサキさんの言葉、特に人には人の〜が非…

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次男

次男の感想・評価

4.1

このレビューはネタバレを含みます

・人にはその人その人の都合っちゅうもんがある。話してよかことならわざわざ聞かんでも自分で話しとる。ばってん当人が言えんことは言えんわけがあるんたい。お前が言わんことば、どうして他人のわしが聞いてよか…

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R

Rの感想・評価

4.0

このレビューはネタバレを含みます

“からゆきさん”のお話


「にいちゃん、うちは辛抱して働くばい」

「天草…わしは日本になど帰りとうなか、そんためにこのサンダカンに墓場つくったとたい、お前たちも国へ帰ったらろくなことはなかぞ、帰…

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うめ

うめの感想・評価

4.0

あれほどまでに

帰りたかった場所は

もう変わってしまった

あれほどまでに

恋しかった人だけど

結ばれるはずもなかった

あれほどまでに

大事に育てた息子は

もう仕送りでしか繋がってはく…

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“うちは女であって女でなか”







知っておくべき日本の恥歴のひとつを題材にした、とても意味のある作品。

終始眉間に皺を寄せながら観ることになるが、目を背けるべきではない史実を素…

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かぼす

かぼすの感想・評価

4.0

新しいゴザの上で「美しかぁ〜」と喜ぶサキに泣けた。ボルネオに発つ前夜の、新しい着物に喜ぶ少女の姿が被って見えたから。ゴザも着物も粗末なものなのに、最上級の喜びの表現。凄まじい絵面だった。
人生をやり…

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aktmovies

aktmoviesの感想・評価

4.5

『サンダカン八番娼館 望郷』(1974)
監督:熊井啓

日本人として見ておくべき作品の1つ。

外貨獲得のためイギリス領北ボルネオのサンダカンの娼館に売られた少女たちの悲劇を描く。

「からゆきさ…

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フォローしている方のレビューを読んで、気になって観てみました。

あの方が田中絹代さんだと観終わって知りました。あんなに小柄で華奢なんですね。
まるで本当のオサキさんなのでは、と思うほど自然でした。…

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「からゆきさん」の壮絶な半生を、研究者が本人と心を通わせながら聞きだしていくという構成。単純にからゆきさんの人生そのものを描くよりも、ワンクッション挟んだ構成にしたことで、周囲の人間からも疎まれ、他…

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すずす

すずすの感想・評価

3.7

このレビューはネタバレを含みます

公開時、映画館で観て以来、再鑑賞。
俳優座と東宝の制作。田中絹代が圧倒的な存在感を発揮している。

女性史を研究している三谷は、食堂で、天草、奥地の部落に棲む老女オサキと言葉を交わす。忘れ物を届ける…

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