エリック・ロメールの作品を観ようと思ったら、最初にこれを選んではいけない。今作はロメールにしては珍しく「政治」をテーマに取り扱っており、ひたすら政治的思想の会話が続いていくので、退屈に感じる人も少な…
>>続きを読む子供出てくるところはワクワクした。
市長と教師の娘の会話で、市長の言葉を遮ったりしないで最後まで聞くのが凄いと思った。反論しようと思えばできただろうに、歳を聞かれて10歳、とだけ答えたところがすご…
テンポが良くて楽しい。結末が突然降って湧いたようなもので、ストーリーなんかどうでも良い映画だということがわかり、ますます好き。ドラマに仕立てるにはなかなかむつかしい題材だけど、緩くてのんびりしてい…
>>続きを読むひたすら喋りまくる
この自分の意見を持ち相手に伝え、聞くという議論が世の中において必要であり大事なんだと思う。
ただ理解する前に次の台詞が降り注ぐから自分の中に落とし込めず、映画としてはいまいち合わ…
緑を切り倒して文化会館を建てるか否かという問題に対する、自然を守りたい市民と観光客を誘致したい・実績が欲しい市長間の抗争を描くことで、誰もが自分の都合よく出来事を解釈するという現実社会を皮肉した一作…
>>続きを読むフランスの田舎町の市長が文化施設建設のために奔走するがあらゆる偶然により難航するコメディ。
パスカル・グレゴリーが演じるジュリアンが国の選挙に落ちたことから始まり、数々の偶然によりいくつもの分岐点…
(C)Les Films du Losange/C.E.R