このレビューはネタバレを含みます
見守るように
優しい音色の劇伴が美しく、
好印象👏。
親子の立場でも、
互いに“人”として
“個”であることを
見つめ直す。
親の立場の“人”は
老いとともに身体だけで無く、
生きる気持ちも弱く…
はじめの儀式が形式上にささっとすましているところびっくりした。今は仕事もあるし携帯電話もある忙しい毎日なのはどこでも変わらないから、主人公の気持ちはよくわかる。
死は通過にすぎないがその覚悟がないと…
映画がはじまり、いつのまにか終わっていた。
インド映画は、歌あり、恋あり、サスペンスありのなんでも映画が面白いのだが、この映画はすこし異なり、死を見つめての物語だ。
監督は、人生深く考えた内容とした…
インドの死にゆく人を描いているんだろうなと思っていましたが、予想に反して「死ねない」人の話でした。
死ねない中で、息子や家族との関係が見直され、同時に家族も父親を思う時間が増えていきます。
わたし…
インド映画といえば「歌って踊る」イメージですが、今作は歌も踊りもなく、描かれるのはひとつの場所と、ひとつの家族だけ。本当に狭い物語なのですが、インドという国が育んだ死生観が繊細に、濃密に、どこまでも…
>>続きを読む遅かれ早かれ人はだれしも最期はこの世から退くときがくるけども自分が自分でいられる時に自ら命を終わらせるという、安楽死とはまた異なる解脱という方法も国や文化、宗教によってはあるんだなと知った。別れは悲…
>>続きを読む© Red Carpet Moving Pictures