動物に関する残酷な描写あり。作り物であってほしいが……。
これはシネスコのスクリーンで見たかった。わからないことがたくさんあるのでパンフを注文。全編アイマラ語で撮影されていて、 原題の“WIÑAY…
『アンデス、ふたりぼっち』山岳地帯のポツンと一軒家で慎ましやかに暮らす老夫婦の日常が年齢と天候に勝てず段々と過酷化する。寝食を共にする普段の会話や街へ出たきりな息子の愚痴が台詞を演じて喋るフィクショ…
>>続きを読むこのレビューはネタバレを含みます
はぁテレビもねぇ、ラジオもねぇ、おらこんな村いやだぁ♪状態の過酷な環境で生きる老夫婦
爺さんは、体が痛い、俺も年取ったとボヤキまくり、婆さんは、息子はいつ帰ってくる、なんで私達を置いて出ていったと…
雪を抱いた神々しい山々と家畜がのんびり草を食む大地があまりに美しく、飾り気のない淡々とした描写ながら引き込まれる作品です。
さまざまな困難が夫婦に降りかかるにもかかわらず、老夫婦の遅々とした歩みと…
監督が30代で虫垂炎で亡くなられたのが悲しい。淡々と撮影しているようで、突き刺さる場面が多く、神話のように記憶に残る。
よく自然に帰ろう、自然との共生、なんて言うけれど、そんな生易しいものじゃない…
ペルーの高地でほぼ自給自足で暮らす老夫婦の人生の最終盤を淡々と映しとる秀作。
若い監督さんは自作撮影中に亡くなったとのことでこの映画がデビュー作にして遺作ですって。夫役は監督さんの実の祖父、妻役は…
険しくも美しい“生”の映画。
我々からすれば「絶景」にあたるアンデス高地の風景をバックに、老夫婦と動物たちが日常を営む。初見、それは牧歌的に見えるが、徐々に苦難の色を強めていく様を、リアリズムに徹し…
標高5千m超の高地にとり残された老夫婦の暮らし。
アイマラ語と共に滅びゆく世代の生活を映すゴツゴツと荒削りな映像から、過去に覚えがない種の衝撃を受ける。
34歳で夭折したオスカル・カタコラ監督の…
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