だいぶ前に書いたやつ投稿するの忘れてたのでそのまま。
物語を紡いでいく言葉が丁寧でやさしく(おいおい泣きながらメモしてたのにほとんど消えちゃってた)、少し真っ直ぐすぎるくらいの正直さがダイレクトに胸を打ってくる。こんなに短い人生だって「思い切り迷えばいい」のだと改めて諭してくれる寛容さ。孤独を抱える人々が愛するギルドはいつだって賑やかだ。あの頃から少しだけ大人になった今、再びこのアニメに出会えてよかったと心の底から思う。「あんたにとっては兵の一人かもしれねぇがわしにとっては掛け替えのないガキどもなんじゃ」と、思えば最初からずっと語り続けていたマスターの背中を思い出して生きる。それと後半の初代とゼレフが互いの愛を裏切りながらも葛藤するシーンは正に同タイミングで某ディズニーアニメを観てモヤモヤしていた「作品がヴィランを描くということ」という論題についての物語だったのでもうこれだよ!と思ってドチャクソに泣いてしまった。人間そんなに単純じゃないし、単純じゃないから美しいのだ。S1からずっと書いてるからもうそんなに書くことがないんだけど(語りたいことは無限にある)、本当に偉いアニメだと思うし、ずっといちばん好きな作品。