八咫烏

NOBLESSE -ノブレス-の八咫烏のレビュー・感想・評価

NOBLESSE -ノブレス-(2020年製作のアニメ)
3.4
韓国のウェブトゥーンが原作。
古来より、異能力を持つ不死の「貴族」が人間を守護(支配)し、その「貴族」の守護者が「ノブレス」という世界観。

主人公が貴族達からも、世界征服を企む組織「ユニオン」からも狙われていて、構図は混みいっているが、良くも悪くもストーリーは浅め。世界観を知れば、あとは難しい事を考えず鑑賞できる作品。

作画は背景の隅々に至るまで美しく、バトルシーンが意外に良くて迫力がある。
このバトルシーンがあるおかげで、ともすれば薄っぺらい印象が軽減されてると思う。

主人公を取り巻く(守る)面々は揃ってツルツルピカピカの美青年達で、ヒロインは不在。というかむしろ主人公。
そこはかとなく漂うBL臭がいかにもウェブトゥーンらしいといったところ。

vs貴族は決着が着いたが、ユニオンは謎のまま。次のシーズンあるのかな。

それと特に印象的だったのが、主人公が全然喋らないこと。頷いたり、思わせぶりに見てきたりするだけで、圧倒的にセリフが少ない。もはやシュール。
こんなに喋らない主人公初めて笑
八咫烏

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