ラララプソディー

憂国のモリアーティのラララプソディーのレビュー・感想・評価

憂国のモリアーティ(2020年製作のアニメ)
4.5
 毎週楽しく見てました!
 アニメ放送が決まって、本放送が始まる前からとても楽しみにしていた作品。
 作品のモチーフがシャーロック・ホームズであることからとても期待値が高く、かつ、私の好きなアニメーション制作会社であることからうきうきしていました。
 キャストこそ派手では無いけれど、基盤のしっかりしたメンバーをあてることで、浮ついていない感じが出ていてすごくよかったし、いわゆるピカレスクになるのかもしれないけれど、モリアーティの三兄弟を(とりわけウィリアムを)すごく好きになれるようにつくられているのが好感が持てました。
 ストーリーも全話しっかりとしていて、謎解きと、謎を与える側として、どうやって行くのかという、新しい観点も有り、ミステリーが好きな自分も満たされました。
 OPEDもよかったです。加えて私は一番挿入歌が素敵だなと思っていて、歌声のはいっていない曲ですが、すごく作品にマッチしていて素敵だなと思いました。
 二期決定しているのがとても嬉しく、今から放送が楽しみです。原作未読なのでそれまでにきちんと読みたいと思います。
 キャラではモリアーティ三兄弟が好きですが、周りのキャラもとても魅力的で全員素敵だと思います。
 絵柄は人を選ぶかもしれませんが、自分はそういった部分では作品を見ないので、充分楽しめました。
 強いて言えばシャーロック・ホームズだけが、他のホームズよりもアクが強く描かれていて、えっ、これがホームズ?! と困惑しました🤗(まぁ、今回は主役ではないし、ピカレスクなのでそういうキャラ変も有りかなと思いながらみていました)
 なんにせよ、二期の放映を心待ちにしております