リューま

攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン2のリューまのネタバレレビュー・内容・結末

攻殻機動隊 SAC_2045 シーズン2(2022年製作のアニメ)
4.0

このレビューはネタバレを含みます

公安九課の完全敗北。
圧倒的バッドエンド。
後手後手になるのは以前のシリーズでもよくありましたが、ここまで完敗なのは初めてでは。
少佐や課長ならなんとかしてくれる、と
最後のギリギリまで願ってましたが、
手の施しようがないとこまでいってしまった感じです。
見終わってかなり気分が落ち込んでます。
ラストでどちらとも取れる演出をしてますが、
自分はダブルシンク世界になってしまったと見てます。
個人個人にとって理想的で平和な世界になったかもしれませんが、
矛盾を矛盾として認識することのない虚構世界となってしまいました。
後半特に小説1984そしてダブルシンクに対する理解が必要となってるのでそのあたり鑑賞するのが大変かと思います。
メンバー随一の理想主義者と思われるトグサを注意深く観察すると細かい矛盾がいくつもあり彼がNとなりダブルシンク状態になっているのがよくわかります。
リューま

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