理沙

NO.6の理沙のレビュー・感想・評価

NO.6(2011年製作のアニメ)
4.0
話数が全然足りないけど、良作アニメ。
完結前から小説を読んでいて、アニメ化が決まった当初は作画やキャラデザがまっっっったく受け付けなかったのに、今となってはたまに見返すアニメになってる。
声も細谷さんはともかく梶くんはイメージと違ったのに、今となっては…。
小説が壮大なので1クールでまとめるのは無茶と承知の上で見るのをおすすめします。

何度見てもネズミに惚れるし、紫苑との関係を考える。
俗に言うBLでは語りきれない関係で、でも友人でも家族でもないから、言葉にできないまま大人になってしまいました。

思考すら制御するNo.6において、留学なんて異分子を増やす以外のメリットなさそうなのに何で実施してるんだろう?とか
おばあちゃんの編み棒で紫苑が助かってるってことは、ホスピスからも人が捨てられてるのかとか
サフの血縁にネズミの民族がいたのかとか
見返して思う疑問や発見も多かった。
また小説を読もうと思う。
シェークスピアを読みたくなって、ハムレットの文庫を買ったけど積読したのもいい思い出。
理沙

理沙