このレビューはネタバレを含みます
2021/01/02
とにかく、田村ゆかりさん演じる容赦姫こと、’とがめ’がすごく可愛い。
刀を集めていく中で戦闘を繰り返していくのがストーリィだけど、その合間合間の二人の会話劇が、やっぱり西尾維新らしく、すごく良い。
7話、七実との対戦は、本当に良かった。作中最強設定キャラが女性っていうのがすごくいい。無限の住人の乙橘槇絵みたいな感じで、病弱なのもそっくり。
バトル、ロードムービー的要素、ラブコメ、理屈、タイムリープ、戦争、死生観、などなど、要素が詰め込みまくっており、息つく暇なく、ずっと楽しめる。
自分のみたdアニメ版は、ノイタミナで放送されていたもので、初オンエア時より少し尺が短く、OP, EDも一つずつ。ノイタミナ版の主題歌は、どちらもすごく良かった。
原作は未読だが、少し調べた限り、アニメ版ではかなりカットされているようなので、そのうち原作も読むかもしれない。確かに、飛騨タカヒトの話などは、少し説明不足に感じた。
ただ、全体としてうまく纏まっていたように思うし、原作の良さを活かしたアニメだった。
「ちぇりおーー!」を普及させていきたい。「ちぇすと」ではなく。