映画を探す
ドラマを探す
アニメを探す
初回31日間無料
初回30日間無料
登録無料
初回31日間無料(31日経過後は自動継続となり、その月から月額料金全額がかかります。)
姉と共に不承島で暮らす青年・鑢七花。彼こそは刀を使わぬ一子相伝の剣術、虚刀流の七代目当主である。とはいえ七花にその剣術を活かす機会はない。体の弱い姉を気遣いつつ、平穏な島での日々が続いていくのみだった。そんな彼のもとに、奇策士を自称するとがめという女性が訪ねてくる。彼女は七花に、伝説の刀鍛冶・四季崎記紀が造りし十二本の完成形変体刀の収集を依頼する。さらにとがめを追って、完成形変体刀の一本、絶刀・鉋を携えた真庭蝙蝠が不承島に侵入してきた。こうして十二本の刀をめぐる物語が幕を開ける・・・。
とがめと七花の、変体刀蒐集の旅が始まった。まず蒐集しようとしたのは、居合い抜きの達人・宇練銀閣が所持する、比類のない切れ味を持つという斬刀・鈍。二人は、宇練銀閣が立てこもる下酷城をめざし、鳥取藩全土を飲み込んだ日本唯一の砂漠、因幡砂漠を進む。
この度向かう先は、神々の集う地とされる出雲は三途神社。寸分違わぬ千本もの刀、千本で一本の千刀・ツルギが目当てである。ツルギの持ち主は三途神社の長、敦賀迷彩。迷彩は、完成形変体刀を賭けた勝負に応じる条件として、とがめにある申し出をする。
かつてとがめから薄刀・針の回収を命じられながらも、その刀の魅力に取り憑かれて裏切った剣士・錆白兵。七花は日本最強と呼ばれるその錆と、巌流島にて勝負をすることとなる。一方そのころ、七花の姉である七実をねらう魔の手が、不承島へと迫っていた。
薩摩は濁音港の元締めである鎧海賊団の船長、校倉必。西洋甲冑に似た形の、防御に特化した賊刀・鎧の持ち主だ。闘技場で客寄せの賭け事を行っている彼は、鎧を賭けて勝負を挑もうとする七花に対し、なんと賭け金としてとがめを要求してくるのだった。
豪雪のため、尾張幕府指定の壱級災害指定地域である蝦夷の踊山。そこに住む凍空一族に伝わるという双刀・鎚を探すとがめと七花だったが、激しい吹雪に危うく遭難しかけてしまう。そこを救ってくれたのは、凍空一族の少女、こなゆきだった。
悪刀・鐚が祀られていた陸奥の死霊山が何者かに襲われて壊滅し、鐚も奪われていたという。その何者かの行方を追って、とがめと七花は、四国にある剣士たちの聖地・清涼院護剣寺にたどり着く。だがそこでは、意外な人物が二人を待ち構えているのだった。
とがめと敵対する否定姫からもたらされた情報により、次なる刀は不要湖にあることがわかった。否定姫の懐刀である左右田右衛門左衛門によれば、不要湖はあらゆる生命活動が停止している場所だという。そこに居た微刀・釵の持ち主は、思いも寄らぬ“存在”だった。
元来、将棋と剣術で栄えてきたものの、天下泰平の世において剣が廃れてしまった出羽の将棋村。そこに唯一残っていた剣術道場、心王一鞘流の当主である汽口慚愧が、王刀・鋸の所有者だった。しかし思わぬ方向に話が転がり、七花は心王一鞘流に弟子入りする運びとなる。
十本目の変体刀、誠刀・銓。そのありかは、過去を捨てたとがめにとっての因縁の地だった。そして銓の所有者は、仙人と呼ばれる彼我木輪廻。彼我木はとがめに対し、七花の手を借りずにひとりで、地中に埋まった銓を探すように言い渡す。
残る刀も、あと二本を残すのみ。そのうちの毒刀・鍍を手にした真庭鳳凰が、真庭の隠れ里に向かったことをとがめと七花は知る。鳳凰を追って旅路を急ぐ二人だったが、しかしついに鳳凰に追いついたとき、彼の身には大きな変化が起きていた。
十二ヶ月かけて集められた変体刀は、尾張幕府に献上されていた。時の将軍、家鳴匡綱との謁見は、変体刀蒐集を成し遂げた褒美として与えられる、とがめの悲願だったのだが・・・・・・。尾張城を舞台に、最後の戦いの火花が散る!
伝説の刀鍛冶が作成した12本の刀を集めるため、刀を使わない剣士七花と奇策師とがめは日本を廻る旅に出る…というお話。西尾維新原作であり、登場人物の名前や台詞回し、ストーリーなどが独特。1話1時…
戯言シリーズを読んでた身からすると、竹さん絵がそのままアニメとして動いてるってだけで満足度が凄いんですよ萌えキャラ殺しの作者らしい爽やかさすら感じる苦い終わり方もまた良し(誰も何もなし得なかったの…
(C)西尾維新・講談社/「刀語」製作委員会