大国の国王の息子として生を受けたボッチ。
最強の力を持つ父とは違い、生まれながらに障害を持ち、とても非力なボッチは次期国王にふさわしくない器として王宮の者のみならず、国民にも蔑まれていた。
親しい友人も話し相手も居ないボッチの前に天涯孤独である暗殺を生業とする影一族のカゲちゃんが現れる。
ボッチとカゲちゃんの出逢いがボッチの運命を、国の未来を大きく変えて行くというアドベンチャー作品になっている。
可愛い絵のタッチからは想像つかないほどの壮大なストーリー構成であり1話と2話を観るだけでこの作品の魅力に取り憑かれる程、感情移入してしまう。
主人公のボッチが生まれながらに難聴という障害ハンデを背負い、人々に蔑まれてながらも決して後ろを向かずにひたすら前を向き続け進み続ける姿勢に涙…
リンカーンの名言で
『意思あるところに道は開ける』という言葉があるがまさにこのボッチの生き方はそれ。
(どんなに困難な道でもそれをやり遂げる意志さえあれば必ず道は開ける)
ボッチの何があっても諦めない姿勢に勇気をもらえる本当に素敵な作品です…
まじで色んな人に勧めたい作品なのは間違いない…
OPソングであるKing Gnuの『BOY』が本当に良い曲でこの作品とマッチし過ぎていて最高すぎるのもプラスワン。
聴いてるだけでボッチとカゲちゃんが上を向いて歩き出す情景が思い浮かんで涙が…
子供っぽいアニメだと思って観るのをスルーしている人にこれは凄い作品だと声を大にして言いたいです。アザシタ