久々に観たけどやっぱりセンスいい。
ただ、Lが出てくる回までが面白くて、それ以降は蛇足と感じる。
やはりLの無駄死に感は否めない。
そこをひっくり返した実写映画の方は、分かってるなと思った。
要所要所に、文芸的な要素があり、印象に残る。
Lの最期の日、雨のシーンからのライトの足を拭いてあげるシーンなど。
あれはいづれ、身内がライトを裁いて死に至らしめることが分かっていての行為だったのか。
言葉に起こせない登場人物の心理を描くのが上手いと感じる。
ライトがキラの表情に変わったのを見届けてから息を引き取るLの描写は圧巻。
アニメだけど、文芸的な要素がある。
リュークとレム、性格の異なる二つの死神の描き分けも秀逸。
ノートさえ手にしなければ、普通の男の子や女の子に戻る、ライトやミサとLとの絡みも面白かった。
スパイアクションものみたいなスリルもあり。
あとやはり、シリアスなのにこんなにポップに見られちゃうのは、Lがいつも旨そうに食べてるお菓子の数々のおかげかな。
ほんとうらやま。わたいも食べたい。
ミサミサが、2回だけゴスロリお人形みたいなメイクと格好で登場するシーン。
ミサミサがどこまで"全てを知って"いたのか、凄く気になる。
リューク可愛いけど、後半影薄過ぎてもったいなかたわ。