1話を見た時、ボーボボ的なギャグアニメかと思った……が、全体を通すと全くそんなことはなく、ギャグの中にも多分にシリアスストーリーを含んだ本作。後半になるにつれ主人公たちへの周りの陰険さが増していき、ただただ嫌な気分になることもあった。
しかし、そこはこどものおもちゃ。ネタバレになるので言わないが、辛さだけでは終わらない。
とにかく、全体を通して、一人で立ち向かうだけではなく周りの力も借りて力強く生きる子供たちの姿に、勇気と元気をもらった。
最終回のみならず、ほぼ毎セクション心に残るシーンがあるような名作。
子供が見ても、大人が見ても、この作品に何も感じないことは無いだろう。それほどメッセージ性のある、それでいて暗くなりすぎない作品。見てよかった。
