21世紀初頭、海上自衛隊最新鋭イージス艦「みらい」が太平洋で謎の磁気嵐に遭遇。霧の中から現れたのは旧日本海軍の戦艦大和。時は1942年、みらいは太平洋戦争真っ只中の60年前のミッドウェイ沖に現れたのだった。
みらい副長・角松二佐は、歴史上死んだことになる海軍少佐・草加を救出。まだ見ぬ戦後の歴史を知った草加は未来を変えるために独断で行動。徐々に歴史の歯車が狂い出す。
かわぐちかいじ原作の歴史改変戦争ドラマ漫画のTVアニメ。
Netflixで鑑賞したが、権利上の問題からなのかOPとEDの曲を聴けなくて残念。
昔のアニメなのでCG Iはかなり古臭かったが、骨太の人間ドラマとスペクタクルな戦闘が魅力。
ところで、実際に海上自衛隊がヘリコプター格納庫を搭載したイージス艦あたご型を就役させたのが2007年だが、ジパングが連載を開始したのが2000年。
原作者かわぐちかいじ氏は、まだあたご型の完成予想図もない時期に旧型のイージス艦こんごう型をベースに格納庫を搭載した艦をデザインした。普通に凄い。
現在海自が空母として運用できるよう改修を施しているいずも型護衛艦は、果たしてどのような艦影になるのだろうか。それこそ「いぶき」のようなものになるのだろうか。
