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スカルマン THE SKULLMANのブタブタのレビュー・感想・評価

スカルマン THE SKULLMAN(2007年製作のアニメ)
2.5
『仮面ライダー50周年記念』で各所で盛り上がったりBLACK炎上したりしてますが、『仮面ライダー』の前身であり原点とも言える非常に重要な作品『スカルマン』
比較的近年アニメ化された本作。
TOKIO(5人)による主題歌『ひかりのまち』によるオープニングが兎に角カッコイイ。
最後に「オレだったのか~♪」の所でスカルマンのマスクが割れ顔が半分あらわになる。
このイメージが本作のラストシーンにも繋がっていくんですが後述。
昭和40年代と思しき架空の日本を舞台に謎のヒーロー「スカルマン」の活躍を描…いてない!(ノω`)
ハッキリ言って全然面白くない。
スカルマンのデザインはカッコイイ。
デザインの出渕裕が監督もやるべきだったのでは?
敵のサイボーグ達はスターシステムにより『サイボーグ009』のキャラクター達である。
この設定と世界観、豪華なゲスト(009の面々)が揃って何でこんなにつまんないの?
ラスト、去っていくスカルマンの前には改造人間達が。
即ちショッカー首領の正体はスカルマンだったのか?
という事を示唆し終わる。
時代的にも昭和40年代と『仮面ライダー』開始前夜の話しとして繋がる。

「オレだったのか~♪」とは仮面の下の素顔、後に蝗男=仮面ライダーを生み出し全てを始めたのは自分だった、という意味もあるのか。
しかし如何せん中身がつまんなかった。
巨大企業や製薬会社、その陰で進行する世界支配計画など寧ろ原作『スカルマン』の映像化として成功してるのは『仮面ライダーAmazons』の方かも。
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