獣の奏者エリンの32の情報・感想・評価

エピソード32
大罪
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あらすじ
エリンを背に乗せ大空を舞うリラン。上空の寒さに震えるエリンの耳に、かすかな指笛の音が響く。眼下にたたずむ灰色の人影。地面に降り立ったエリンを迎えたのは、霧の民のナソンだった。竪琴で王獣と言葉を交わすことは大罪であると言うナソン。母・ソヨンも口にした「大罪」とは何を意味するのか。ナソンは、太古の昔、アフォン・ノアの彼方に栄えた王国・オファロンに起きた出来事を話し始める。
コメント1件
AzumallllXb

AzumallllXb

このコメントはネタバレを含みます

奏者の術の全貌が明らかに!にはならなかったが、なぜ霧の民が奏者の術を守り受け継いでいる理由となる歴史がナソンによって語られた。学舎の王獣規範は王祖ジェの神聖を保つ為に用いられていて、奏者の術はアフォンノアの彼方の悲劇を繰り返さない為に定められているわけね。 谷で王獣とともに暮らしていたジェには夢や幸せといったものの概念すら無かったんだな。 王獣やトウダと通じ合わなければ悲劇は免れたのだろうか。 しかしエリンは完全にジェの再来だねえ。