獣の奏者エリンの37の情報・感想・評価

エピソード37
誕生
拍手:1回
あらすじ
新しい学童たちがカザルムに入舎する季節。エリンは教導師見習いから教導師になり、リランのお腹もすっかり大きくなっていた。エリンは、今年の新入生で唯一の女子・シロンが、他の学童たちと遊ばず一人で本を読んでばかりいるのが気になり、声をかける。誰にも負けないよう本を読んで勉強し、絶対に一等を取り教導師になると答えるシロン。エリンは、本を読むのも大事だが、自分で見聞きし感じることも大切だと教えるが……。
コメント1件
AzumallllXb

AzumallllXb

このコメントはネタバレを含みます

エリンの特別さ、ある種のズルさについて苦言を呈する人がやっと現れたことが正直ちょっと嬉しい。(トムラ先輩はちょっとキレてたけども) 頑張っていればいつかお父さんも認めてくれるだろうというエサル先生のシロンへの言葉はかなり楽観的だけど、まあそれくらいしか言えないよね。たぶんエサル先生もシロンと同じような経験をして、だからこそ曖昧で楽観的な言葉しか言わなかったんだろう。エサル先生も、心のどこかでエリンのことをどうしようもなく羨ましく感じているのかもしれない。