獣の奏者エリンの42の情報・感想・評価

エピソード42
セィミヤの涙
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あらすじ
真王が亡くなったという知らせにエリンは衝撃を受ける。大公領では、真王領へ攻め込む絶好の機会だと考える大公を、国を平定する方法は他にもあるとシュナンが説き伏せる。一方、王宮には、唯一の肉親である真王を亡くして悲しみにくれるセィミヤの姿があった。次の真王となるセィミヤは、思いのままに好きな者を婿に選べる立場。ダミヤはセィミヤをなぐさめながらも、一番愛している者は誰かと問いかけるのだった
コメント1件
AzumallllXb

AzumallllXb

このコメントはネタバレを含みます

即位し権力を得たセィミヤにさまざまな思惑を持った男達が集まってくるのが、非常に生々しくてツラい。 シュナンはセィミヤに「俺と結婚しなかったらお前を殺す」と言ってるようなものだもんな。小さい頃からの仲で信頼し合っているとは言え、初恋の人にほぼ脅迫のような言葉を添えてプロポーズされるのはショック過ぎる。シュナンも領地もセィミヤもどちらも守ろうと必死なのはわかるし、革新を起こす人間としては相応しい態度だし誠実なんだけども、いち人間としては最悪だな…。