ダンボール戦機のたわらさんのレビュー・感想・評価

若人が世界を救う大層な物語なのは良いのだが、総理暗殺や首脳会議など中途半端に生々しく、細部が粗いためちぐはぐな印象を受ける。プラモデルする創作要素を広げて、純粋にLBXを楽しむ少年たちが見たかったし、作中の秋葉原の大会編は好きな雰囲気であった。ワートリのような戦略性に長けた集団戦ではなく、必殺技を出せば勝利する大味なバトル。BANDAIとのタイアップもあってか、アクションや音楽のクオリティはとても高い。