銀河英雄伝説 Die Neue These セカンドシーズン 星乱のLinusRufusのレビュー・感想・評価

シーズン1邂逅編が これからーっ！てとこで終わって「え、続くのかな？！」と思ったらまさかの劇場公開。

イケメンすぎるヤン・ウェンリーに戸惑いつつ(声が鈴村健一ｻﾝで良かった)キャラでいうと同盟軍のほうが、悪い大人が沢山いて楽しいです。
やることはやるけれど、なんだかんだ言う事も言う職人気質な人達がヤンの下に集まってくりひろげる群像劇みたいな会話が面白くて。
三木眞一郎ｻﾝ版のシェーンコップも良かった。唯一、ヤンにズケズケと物を言うキャラなので、そのやり取り楽しみです。

神谷浩史ｻﾝ版アンドリュー・フォークも最高でした。
プライドだけ無駄に高いキャラだけど、彼も物語の重要な人物。
(次あるとしたら、あの場面かぁ...うーん辛い...)

ヤンを取り巻く同盟軍や国家そのものが段々と機能しなくなっていくのが本当にもどかしいと歯痒い思いをしつつ、最終話がホントに辛いので、後半にいくにつれ、あの場面が来てくれるな、来てくれるなと願いながらも...
でも、どんでん返しになるわけ、ないですね。

"その後"の憔悴しきったラインハルトがオーベルシュタインに激昂する場面の宮野ｸﾝの演技も凄まじかった。
平然と受け止めるオーベルシュタインも。
さすがです。

原作だと、まだそれほど活躍しないけれど、ダスティ・アッテンボローが凄く好きだったな。
後半から彼のキャラがいい味だしてくるんですよね(あのキャラに井上和彦ｻﾝはズルいなと思った)
ノイエ版は石川界人ｸﾝと知って、意外な人がキャスティングされたなーと思っていて、今から楽しみです。
願わくば、あの魔法の言葉 聞きたい。