魔法少女リリカルなのはの8の情報・感想・評価

エピソード08
それは大いなる危機なの?
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あらすじ
激突するなのはとフェイトの二人を止めた少年、クロノ。 彼が名乗った「時空管理局」という言葉に反応するユーノとアルフ。 戦闘の停止と武装解除を求めるクロノに、アルフは撤退のための攻撃をしかける。 アルフが起こした爆発と土煙の中、フェイトはジュエルシードに向かって飛翔するが、クロノの射撃魔法で狙撃されてしまう。 深いダメージを受けて気を失いかけるフェイトをかろうじて助けるアルフだが、クロノはさらに第二撃を放とうとする。 その前に立ちふさがり、止めるなのは。その隙に、アルフとフェイトは逃走する。 戦闘は停止し、ジュエルシードはクロノによって回収される。 事情聴取のため、時空管理局の艦船「アースラ」へと赴くなのはとユーノ。 時空管理局は、いくつも存在する並行世界の狭間を渡り、それぞれの次元に干渉しあうような出来事を管理している組織であるとユーノに教えられるが、ちんぷんかんぷんななのは。 クロノはなのはに、バリアジャケットとデバイスを解除するよう告げ、同時にユーノにも「君も、元の姿に戻ってもいいんじゃないか」と伝える。 「?」ななのはを尻目に、人間形態へと戻るユーノ。 「この姿を見せるのは、久し振りになるのかな?」と聞くユーノに、硬直するなのは。 なのはの驚きの悲鳴が艦内に響き、困惑するユーノ。 ユーノははじめて会った時に人間形態を見せていたと勘違いをしていたのだった。 おどろきつづけるなのはとあわてるユーノを、呆れ顔で急がすクロノ。 向かった応接室では、微妙な雰囲気の和装が施されていた。 畳に毛氈、鹿威し(ししおどし)に抹茶と羊羹という態勢で待っていたアースラ艦長、リンディからの接待を受けつつ、これまでの状況を説明するなのはとユーノ。 一方、リンディとクロノからはロストロギアについての説明があった。 進化し過ぎた文明の危険な遺産。使用法によっては世界どころか次元空間さえ滅ぼしかねない危険な技術。 ジュエルシードはそんな品物のひとつで「次元干渉型のエネルギー結晶体」。 複数発動させることで次元空間に影響を及ぼす「次元震」を引き起し、最悪の場合、いくつもの並行世界を壊滅させるほどの災害「次元断層」のきっかけにもなりうる。 なのはとフェイトがジュエルシードを挟んで衝突した際に発生した閃光と衝撃、あれが次元震。 たったひとつのジュエルシードの、全威力の何万分の一の発動でもあれだけの災害が発生する。 悪意をもって発動させるものがいれば大変な事態になりかねない。 そのため、ジュエルシードの回収作業は、今後、時空管理局が全権を持つことになる、と二人に告げるリンディ。 それぞれの世界に戻って元通りに暮らすといい…というクロノに、反論はできないが納得もいかない二人。 一晩の猶予を置いて、また明日話をしましょう…とのリンディの提案で、事情聴取と会談は終わった。 夕暮れの公園、「同い年くらい?」と聞くなのはに「たぶん…」と答えつつも、正体を秘密にしていたような形になってしまったことを謝罪するユーノ。 「びっくりはしたけど、それだけだよ」と微笑むなのはに安心して「普段はこっちの方が便利そうだから」とフェレット形態に戻り、なのはの肩に乗るユーノ。 夕食を食べて、それからゆっくり考えよう…と、家へと戻る二人。 一方、フェイトはクロノの射撃で受けた負傷に苦しんでいた。 そんなフェイトを見ていられず、ジュエルシード集めを放棄してどこかへ逃げよう、冷たく理不尽な要求ばかりする母親の命令など聞くことはない訴えるアルフ。そんなアルフをなだめるフェイト。 フェイトの悲しみは自分の悲しみ、フェイトの涙は自分の涙であると訴えるアルフだが、その訴えはフェイトに優しくかわされてしまう。 「あたしはただ、フェイトに笑って、幸せになってほしいだけなんだ。なんでわかってくれないんだ」 そう言って泣き崩れるアルフを撫で、フェイトは、母のためだけでなく、きっと自分のためにも途中で投げ出すことはできない…と伝える。 一方、ユーノはアースラの面々に、ジュエルシード回収の件についての協力を申し出る。 なのはの強力な魔力は有功かつ便利に使える武器であるはずだ…と。 一方的なお願いでなく、考えて出したであろう結果に感心したリンディは、「指示を守ること、身柄を一時、時空管理局の預かりとすること」を条件に、協力の申し出を受け入れる。 そして、なのはは母に、これまでとこれからの話をする。 魔法のことやユーノのことは言えなくとも、言える限りのこと。 「大切な友達とはじめたこと、最後までやりとげたい」そして、そのためにはしばらく家を開けないといけないこと。 そんななのはを心配する桃子だったが、なのはの決意を見てとり「じゃあいってらっしゃい。後悔しないように」と送り出す。 なのははごく簡単な旅支度を整え、レイジングハートを手にユーノとともに夜の街へと駆けだしていく。 フェイトも負傷を抱えたまま、ふたたび探索へと出かけていく。 そして時の庭園では、プレシアがじっとフェイトの帰りを待っていた。 「早くなさいフェイト…アルハザードが待ってるの…私の、私たちの救いの地が…」
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メモ魔

メモ魔

フェイト母、 私の、私たちの夢の楽園が、、 とか言ってた。やっぱ元々はいい母親だったっぽいな。 父親の描写がないところとも関係ある?
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