GUNSLINGER GIRLの6の情報・感想・評価

ジェラート、スペイン広場。 「ローマの休日」。

ヘンリエッタとジョゼに再びフォーカスを当てる回。 地下鉄の爆破未遂（未遂というのが実はツボ)を端に発する首謀者たちを、警察と秘密裏に追跡するヘンリエッタ。その過程で彼女が望んだ報酬が慎ましく、喜んでるヘンリエッタにこちらは何故か暗い気分。 歪の中の無垢というか、異常な世界での喜びが、ジワジワと見てるこっちを言葉にならない気持ちにさせて、銃撃のカタルシスで、更に増幅していって、不思議な感触で見終わったあとのこっちを満たしてく。スゴく静かで、けれど攻めた回だなぁって思いました。 あと今回別方面でスゴく良かったところを挙げると、靴音の音響が聴いてて心地よかったです。何というか、時計の針の音を連想するっていうか、内容ともリンクする要素を色々感じたし、これもまた何回も浸ってみたい回でした。 共和国のあの二人って、また登場するのかな？