リ

チェンソーマンのリのネタバレレビュー・内容・結末

チェンソーマン(2022年製作のアニメ)
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このレビューはネタバレを含みます

ホニャホニャの刃もそうだけど、設定の枠組みがあって、人が死んで悲しい。みたいなのになんかついていけない。
人柄に惹きつける要素、というか魅せようとしている場が少ない。
設定と流行、による錯覚。今の人間はこの錯覚部分を自己解釈する力が強めと言うこと?それとも自己解釈関係なく「状況が深刻そうだ」という少しの刺激を感動に結びつける傾向があるのか?

数話しか出てないキャラでも絶望したり悲しかったり重い感情を抱いたアニメとこういうの、何が違うんだろうな。
流れは凄く絶望なんだけど、なんだろう。なんだろうねわかんない。

各種商業的部分と、己の作りたいものを作る!という作者の恣意的部分の悪い部分が重なってしまっているように思う。
(作者の恣意は、別に受け手の理解を求めるものではない。しかし、そこを魅せたい、分からせたいと思うかと言うところが心を揺さぶる作品との違いなのかなと思う。で、「分からせる」手法は勿論作り手の感性と技術による。今回の場合は、恣意の部分からあまり受け手意識がないのかな。って言うのと、伝達方が特殊?で私にはピンとこなかった。と言うのがハマらなかった理由…なのかもしれない……ぬ〜べ〜!)
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物語上の世界と自分の意識の距離が酷く遠い。映ってる世界以上の何ものでもない。青のホニャホニャシストとか小さい時に見てめちゃ怖だったけど今見るとそうでも無いか…?って思う、そんなタイプの、あの年齢による影響もあると思う。多分に。でも、凄く、遠い。無理やりにでもその世界に意識を誘う要素がない。どこまで行っても「キャラ」として、「アニメ」として、漫画の進行として見てしまう。
この理由がわかって、言語化能力を備えてれば売れる作品作れるんだろなぁと思うけどまぁそんなのわからん。でも調べるの面白いかもなぁ。自分がどこに反応してるのか。どの作品に反応してるのか。どの条件が同じなのか。
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