みあね

妄想代理人のみあねのレビュー・感想・評価

妄想代理人(2004年製作のアニメ)
3.5
現実逃避 × 通り魔 = 不幸の連鎖

癒し系マスコットキャラクター“マロミ”の生みの親“鷺月子”は、周囲から次回作を期待され重圧に潰されそうな日々を送っていた。
そんな月子がある日、通り魔に襲われてしまう。
病院で目覚めた月子は警察に「少年」と「金属バット」と証言する。
しかし月子の定かではない証言から、刑事の“猪狩慶一”は月子の自作自演を疑い…

最初は分かる様で分からない設定に戸惑った。
そして「ただの妄想か?」と推測するとそれも否定され…と二転三転するストーリーは見もの。
想像力が試される作品。全ては少年バットへ…
とことん振り回される猪狩がイイキャラしてる(*´∀`)シュールでブラックユーモアが効いてる。

落ち着く様で不安にさせられるED曲は秀逸かと。
後に出る【パプリカ】と原作者が同じ作品。

※作中で犬さんが亡くなる話があります。極度に苦手な方はご注意ください。
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