せびたん

Mnemosyne-ムネモシュネの娘たち-のせびたんのレビュー・感想・評価

4.5
能登麻美子さんと石田彰さんの声を堪能できました。石田彰さんについては、前半は「もしかして無駄遣い?」なんて思ってたんですが、後半に超納得。石田彰さんじゃないとダメな役だと思いました。

お話的には、不老不死の私立探偵(ジャケの人)が、依頼を受けた日常的な案件をこなしているうち、大きな事件に巻き込まれていく、という流れでした。

苦痛と快楽と運命がテーマになっておりまして、私の中では本作はヘルレイザー(1作目)と繋がりました。これ、良作です。見てて痛くなるシーンが多いので、苦手な人には無理な作品かも。

ちなみに私は、映画やアニメを見る際には、エロ、グロ、笑い、闇の深さ、読み解く楽しさを好んでおるようです。本作は、笑い以外のニーズに応えてくれました。でも絵はちょっと残念だったなあ。

オープニングの映像の意味が、話数が進むたびに「おお…」みたいな感じで読み解けてくる楽しさもありました。


(エロとグロと笑いを求めてアニメを物色中な今日この頃)
せびたん

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