改めてレビューするとなると、何がそんなに良かったのかって気もする。
確かに面白いのだけど、歴史的名作かと問われたら首を傾げたくもなるし。
ただ、原作を遙かに上回りましたよね。
アニメ製作会社の熱意は伝わります。
日本ならではの美しい風景、技を出す時の迫力ある演出、声優陣の魂も感じます。
それと、よく言われている鬼にも悲しい過去があってと言う面の描かれ方には確かに情が芽生えます。
よく考えたら、じゃあ殺人鬼の過去に親から受けた虐待があってさと言われて同情しなかゃと言われてる気にもなりますが、、、
でもまぁ、悪い事をする鬼の過去に多少でもスポットライトを照らすのは、人間が過ちを犯すのを躊躇うキッカケになれば良いと、ポジティブに考えれば納得も出来るのでは。
それと、よく言われている事に漫画やアニメの過激な暴力描写ですが、アンパーンチとは訳が違いますよね。刀を振りかざし血飛沫が飛び交い、更には首を刎ねる訳で。
これは人様々賛否両論ありますが、何処まで描くべきか、少年漫画と言うカテゴリーで許されるべきか等、難しい問題になります。
そこは保護する大人の判断にもなりますし、例え躊躇いつつ見せたとしても、その後のケアじゃありませんが、親なりに諭すべきかと。
この作品を見たからといって、残酷になると言った極論にはなりませんが、せめて目を覆いたくなる子供であっては欲しいものです。