鬼神vs武士団。
鬼に支配された日ノ本の覇権を巡り、武士達が戦う時代劇風バトルファンタジー。
流し見とはいえシーズン1を完走したので視聴。1よりは良かった。
刀狩りする悪役がいたり、鬼のツノを獲れば恩賞として城を与えられたりと、武士道をテーマにしているが、対象年齢は低めの印象。
作画は取り立てて良いわけでもないが、それよりもシーズン1から一貫してテンポが悪い気がする。
設定とアイデアは悪くないと思うが、脚本や構成がそれを活かしきれていない。
一つ一つのエピソードが長すぎるし、バトルもクドく感じてしまう。
かと思えば竜臣の救出シーンが無く、端折るところを間違えているようなチグハグさを感じる。
いいキャラがいるし、いいシーンもあるのにもったいない。アニメ化ならではの取捨選択があったはず。見せ方は大事にしてほしい。
主人公が終盤までアシストに徹しているのが珍しい。あとの2人はほぼ空気。
このシーズンの主役は完全に兼竜と秋弘だった。次点でみちるかな。
ラスト風呂敷をバサっと広げたところで終わってしまった。次のシーズンは難しそうだがどうだろう。
