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鉄腕バーディー DECODEのUえいのレビュー・感想・評価

鉄腕バーディー DECODE(2008年製作のアニメ)
3.5
ザック・スナイダー監督が「マン・オブ・スティール」の戦闘シーンの参考にしたらしく、気になって見てみた。映画のシーンに近いのは2期の方らしい。

リュンカという兵器を追って地球にやってきた捜査官のバーディーは、異星人犯罪者との戦闘中に誤って、千川という青年を殺してしまう。そして彼を救う為、バーディーの中に千川の意識を同居させ、肉体は別の場所で修復する事で事なきを得た。

千川は中学生で、学校生活を送りながら、夜にはバーディーの体に戻って捜査するという二重生活を送る事になってしまった。そんな中、千川が想いを寄せるクラスメイトの中杉にリュンカが寄生されてしまう。リュンカは惑星を壊滅させるほどの威力がある兵器で、大変な事態が巻き起こっていく。

OP曲を覚えていて、昔少し見たことがあったかもしれない。確かに戦闘シーンは迫力があり、ビル街の摩天楼の中の戦いは特に凄かった。

また、脚本がかなりしっかりしていたのが印象的だった。序盤はリュンカというマクガフィンを追いながら、学生生活を上手く並行して描いていてなかなか面白い。後半はサノスなどを連想する地球規模の壮大なスケールで話が展開する。それでいて、バーディーと千川の成長がかっちり描かれていて、これは結構名作なのではと思った。
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