伝説巨神イデオンの39の情報・感想・評価

エピソード39
コスモスに君と
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あらすじ
未知の力を発揮し始めていた「イデ」により、カララはバッフ・クランの旗艦であるバイラル・ジンの艦内に飛ばされた。そして、カララは父のドバ総司令と対面を果たす。だが、2人は分かり合えぬまま、ついに別れの時を迎える。絶望の中、ソロシップが脱出した時、「イデ」はどんな力を示すのか?
コメント3件
Kuuta

Kuuta

このコメントはネタバレを含みます

・何をしてもイデの掌の上で踊っているだけ。ダンサー。 ・敵の本拠地にイデがワープさせてくれる。作劇的にも便利なもんだな ・ソロシップ自体が火種になっている。戦うほどイデの力が強まる。そして、終わった…。ガンダム最終話、ア・バオ・ア・クーからの「脱出」を繰り返したように見せかけて、ラスト2分、一瞬で終わった。 外形的には紛れもない打ち切りエンドなんだけど、物語の後半から核爆弾が繰り返し出てきたことからも、人類打ち切りエンドというか、いつまでも延命し続けられると思うな、という感じ。あれがポイントオブノーリターンだったのかと後からわかる。ある日突然臨界点が来てしまう。 自衛力を高めることで相手の恐怖が雪だるま式に増えていく冷戦構造を再現している。バッフクランの重機動メカがイデオンに合わせて巨大化していくのも、恐怖のエスカレーションと見ることが出来る。バッフクランも人間も本質的に変わらないことが話が進むほど分かるのだけど(シェリルとギジェ、カララとベスの愛情)、それが救いにならない。 相手の正体がわからないという恐怖をイデが背負っていて、視聴者もソロシップもイデのヤバさに徐々に気付くが、結局正体は分からないまま。ソロシップがバッフクランのみならず、同じ人類から拒絶され続けるのは、明らかにヤバい兵器=信用ならない他者を引き連れているから。味方の間の相互不信まで掘り下げて全方位の泥沼を描いている点が、まだWB隊が連邦軍の一員として機能し、戦争の勝利に貢献したガンダムからの深化と言えるし、ここは比較的整理された劇場版よりも、TV版の行ったり来たり→唐突な死の方がイデオンのテーマに近い気もする WB隊のような理想のコミュニティを世界は受け入れない。ソロシップは受け入れられずに宇宙を放浪=スペースランナウェイするしかない。 TV版のまとめは劇場版を見直してから書きます。
イカ

イカ

空いた口が塞がらないんですが
平田一

平田一

このコメントはネタバレを含みます

怖すぎんだろ、出だしから…そんな開幕無いだろ… イデの力でカララとジョリバが思わぬところに転移をされて、シェリルさんはもう完全に正気を保てなくなって… もしかしたら最後のチャンスだったかもしれない好機。しかし結局すれ違い、また争いになっていく… カララパパ、あのオッサン(多分科学者だと思う)の意見は聞いとくべきですよ… 滅ぼす力も場合によっては救う力にだってなる。まさに窮地のカララさんとジョリバさんがどうですよ。 ソロシップに帰れた時のジョリバさんのカララさんに漏らした本音、何だか本当に、久しぶりに微笑ましい(その前に前話しっかり見てたやろ。とぼけるな(゜o゜)\(-_-))w 成る程、石坂浩二さんの言葉、あまりに分かるわ。 "サッパリして好きですね" いや、ホント、その通り。 だからイデオンは名作たる所以なのね。納得だ。 ホント毎週3話ずつって中々ハードだったけど、早くレビューで語りたいほど、歴史的名作でした。 真のフィナーレたる劇場版二本は明日制覇をするぞ! …疲れた。 イヤホント、疲れたよ(苦笑)。