エピソード05
秘策、青い手

拍手:1回
あらすじ
トロガイは、山小屋にいる一同にチャグムに宿るものが「精霊の卵」であることを教える。精霊の卵は100年に一度現れる水の精霊の卵だった。チャグムはナユグの精霊から「精霊の守り人」として選ばれた者だったのだ。
バルサはトロガイに、「一生この子の面倒を見るつもりか?」と、きかれる。バルサが背負わねばならないのは、チャグム一人の命ではなく、チャグムの守護に失敗したときに起こるであろう干ばつも含めた新ヨゴとヤクーの人々の命であった。しかし、バルサの決意は変わることはなかった。
一方、都ではチャグムは死んだものとして、民へと発表され、葬儀が着々と進められていた。
なつめ
(C)上橋菜穂子/偕成社/「精霊の守り人」製作委員会