エピソード12
夏至祭

拍手:1回
あらすじ
聖祖トルガル帝が新ヨゴ皇国を建てたのを記念するお祭り“夏至祭”が近づいてきた。
農民たちも祭りへ向けての準備で盛り上がっている。そんな中、チャグムは近所の友人たちに、
祭りの日に行われる格闘技の“ルチャ”の大会へ向けての稽古へと誘われる。
会場に来たチャグムたちの前に現れた、隣国ロタ人の子ヤーサムの挑発に乗ったガキ大将は勝負するが、
その強さに全く歯が立たず負けてしまう。
調子に乗ったヤーサムのヨゴへの侮辱、さらには帝の悪口に腹をたてたチャグムは、
翌日の祭りでの勝負を約束する。
家に帰りバルサに勝負のことを話すチャグム。バルサは勝つ方法はあると言うが、祭りの大会で勝負すると聞き、
その勝負はあきらめるようにと諭す。大勢の人が集まり、誰が見てるかわからない場で目立つことはできないのだ。
チャグムが思い悩む中、夏至祭りが始まった…。
なつめ
(C)上橋菜穂子/偕成社/「精霊の守り人」製作委員会