何ももってない女子高生がスーパーカブに出会い、成長し視野を広げて世界を楽しむほっこり物語。
実在の地名（北杜市）や実在のホンダカブの作画は良い。
スーパーカブの機能の説明も程よい。
前半はとにかくセリフやBGMが少なく映像もスモッグがかかった様に暗め。ただ、このどこか薄暗い感じが従来のアニメには無い心地でクラシックを差し込む当たりも中々のセンス。主人公の心が弾んだり青春したりすると色付く演出がだんだん多くなるのがちょっと嫌だったが主人公たちの成長を鑑みたら良い演出。
小熊と椎がお互い憧れてる構図は何かエモい。
たまに無茶苦茶はあるけど最終回はかなりサラッとしていたけど普通に考えたら凄い旅だし、椎に対する小熊の答えが粋。
多くを語らない主人公と友人2人の成長と青春をカブを通して見る作品。
