パーコーメンさんの映画レビュー・感想・評価

パーコーメン

パーコーメン

シティーハンター(2024年製作の映画)

4.8

ジャンプ漫画、シティーハンターの実写映画作品。実写は何度かあったけど日本での実写は初めて。
ネフリ映画なだけにVFX技術の見せびらかしウザ演出や、沢山エキストラ呼びましたよ場面とか結構嫌味な部分はある
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八つ墓村(1977年製作の映画)

4.0

津山事件をモチーフにした金田一耕助シリーズ。
寅さんが全く抜けていない金田一耕助はさておいて、この作品の主役はショーケンの辰弥一択。
程よいホラーテイストに400年まで遡る歴史を交え、岡山を飛び出して
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きさらぎ駅(2022年製作の映画)

3.7

ネット上で流行った近年の都市伝説をモチーフに作られたホラー映画。きさらぎ駅という異次元から生還した1人の女性にインタビューした主人公がきさらぎ駅へ自ら赴き1人の女子を救いに行くストーリー。
一人称視点
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ベイビーわるきゅーれ 2ベイビー(2023年製作の映画)

4.2

ベイビーわるきゅーれの続編映画。ゆるゆるなゆるさと圧倒的なスタント、アクションの折り合いがたまらん作品。ゆるさは前作以上で引越された部屋での二人の会話劇はほとんどアドリブじゃないのかな。ファン目線で観>>続きを読む

ちひろさん(2023年製作の映画)

4.0

元風俗嬢がお弁当屋さんを営む日常的なストーリー。風俗嬢という部分はあくまで過去の話で主人公のちひろさんはいたって真面目で気まぐれな優しいキャラクター。ストーリーが進み、見え隠れするちひろさんの本質、過>>続きを読む

マイ・ブロークン・マリコ(2022年製作の映画)

4.4

親友の死を受け入れる主人公のロードムービー。自殺してしまった親友の死を受け入れつつもどこか実感の湧かない、納得がいかないがゆえに遺骨をDV親父から奪って青森へ逃避行する。
逃避行の最中に親友との記憶を
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神は見返りを求める(2022年製作の映画)

3.8

知名度の無いYouTuberとその子に尽くすイベント会社のおじさんとの物語。
YouTubeのあるある、縮図をそのまま映画にしたような内容。一連の流れや事件ごとも日常ニュースで見られるような内容でリア
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ONE PIECE FILM RED(2022年製作の映画)

3.6

シャンクスの娘、ウタを軸にしたワンピースの劇場版。今までのワンピース映画と違い歌唱パートが多い。ただどの曲もちゃんと作られている良曲揃いなので聴き続けられるし見続けられる。
ウタの世界観もファンタジッ
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劇場版 呪術廻戦 0(2021年製作の映画)

4.3

呪術廻戦本編の前日譚となる映画。完結してるストーリーなだけに面白いしまとまりはある。主人公の乙骨くんとリカちゃんとの純愛な物語。
カット割といいBGMの入り方が抜群でアニメ映画とは思えん出来。それでい
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ずっと独身でいるつもり?(2021年製作の映画)

4.0

本田まみを主軸に4人の女性の生き方、本当の幸せのあり方を巡る作品。
幸せのあり方をいろいろな角度で教示してくれるけど参考にはなるが驚きはない。わりと単純な解答でそれを踏まえた上でのもう一歩が欲しかった
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ゆるキャン△(2022年製作の映画)

4.5

ゆるキャン△の劇場版。主要5人が大人になり休みの日に山梨でキャンプ場を一から作るストーリー。
私自身、変わらない日常系の作品を急に大人にするパターンというのは凄く苦手なのだが、ちゃんとゆるさを残してく
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大怪獣のあとしまつ(2022年製作の映画)

1.0

タイトル通り大怪獣の後始末をどうするかに国家が揺れる特撮映画。
万人受け出来ない作品を作ったら右に出る者がいない三木監督の独創性に溢れた唯一無二の映画でした。一応最後の最後で解決しますが、時間が経つの
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ルパン三世 VS キャッツ・アイ(2023年製作の映画)

1.9

泥棒漫画の二大金字塔のコラボレート作品。どっちも好きな作品。キャッツアイが当時放映していた時代背景に合わせてなのか今回のルパンはPART 3を彷彿とさせるピンクジャケット仕様。かと言って次元の目がちょ>>続きを読む

シン・ウルトラマン(2022年製作の映画)

3.6

庵野秀明監督による特撮作品の新解釈映画。シン・ゴジラのことを知っていればこの作品の癖は気にならないかと。
説明の説明がひたすら続く中、ウルトラマンのストーリーを淡々と進めていく。
それだけの作品なのだ
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ちょっと思い出しただけ(2022年製作の映画)

4.2

カップルが出会ってから別れるまでを6年間のある一日だけを遡っていくストーリー。
時間を逆行する物語は新鮮で徐々に若々しく楽しく、上り調子になっていくので観ていて気持ちはいい。また逆行することによって分
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ホリック xxxHOLiC(2022年製作の映画)

1.4

xxxHOLiCの実写映画。以前にドラマで実写があった時、キャスティングがピッタリだなと思っていたのだが映画に関してはそれを超えなかった。面白いキャスティングではあったけど。
マルとモロはダメでしょあ
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この子は邪悪(2022年製作の映画)

3.0

心療内科の娘一家が事故に遭い、植物人間状態から退院した母が別人では無いかと疑い始めるミステリーホラー。
自分の家族を元の形に戻す為、催眠療法を超えた精神を入れ替える黒魔術的能力を用いた父親の行動はまさ
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LAMB/ラム(2021年製作の映画)

3.2

アイルランドの羊飼い夫婦がある日、半人半獣の羊を亡き娘の代わりとしてアダと名付け育てる映画。
景色は抜群とは言わないが唯ならぬ雰囲気と閉鎖的な空間はこの作品の持ち味。
ホラーと銘打ってる割には不穏な空
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整形水(2020年製作の映画)

3.6

顔にコンプレックスを持った女性が整形水で美人に変わるホラーアニメ。整形を重ねるごとに過去の自分がフラッシュバックしたり疑心暗鬼に陥ってしまったりと全てが狂い出していく様は上手い。顔にコンプレックスとい>>続きを読む

映画 五等分の花嫁(2022年製作の映画)

4.5

五等分の花嫁のアニメの劇場版であり物語の完結編。
主人公の上杉風太郎くんが結局のところ誰が好きで誰を花嫁に貰うのかを高3の学園祭のストーリーから進めていく。伏線回収は1期2期と同じく優れている。当たり
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フォーリング・フォー・クリスマス(2022年製作の映画)

3.4

ホテルのお嬢様が記憶喪失になりとある家族とクリスマスシーズンを過ごすラブコメ映画。
緑と赤の色合いと終始ハッピーな雰囲気が観ていてポジティブにさせてくれる。
よくある内容、よくある展開、最近よくある音
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Reframe THEATER EXPERIENCE with you(2020年製作の映画)

4.5

Perfumeのライブを映画として上映した作品。Reframeのライブ自体がそもそも尖っていてMCは無いし着席だしフル尺の曲も少ないけど常に見せ続ける、元々あった物、完成した物を再構築する特質したこの>>続きを読む

音楽(2019年製作の映画)

4.0

バンドを組んで地元のフェスに出る男子高校生の物語。
1時間ほどの短編ながら主役のケンジの次のセリフまでの間の長さや存分に時間を使っていた。
ストーリーもバンドをやっていたら、バンド好きなら何となく分か
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呪詛(2022年製作の映画)

3.0

台湾発、事実を基にしたホラー映画。ドキュメンタリー調でリアリティは高いが現実的にありえんじゃろって描写がいくつか。どの部分が実話なのだろうか。
無作為にビデオカメラを放り投げてもちゃんと撮影出来ている
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CUBE 一度入ったら、最後(2021年製作の映画)

1.4

カナダの大ヒット映画の日本リメイク作品。出だしは良いし、しっかりとしたキャスティングでどんなキャラクターを演じるのかもすぐ分かるので観やすい。
ただまあ本家は越えない。今更過ぎるし、何故そこまでキャス
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バイオハザード:ウェルカム・トゥ・ラクーンシティ(2021年製作の映画)

2.6

ゲーム版のバイオハザードをメインに作られたバイオハザード最新作。
ゲームの1.2を詰め込み総集したようなものなのだが出来は悪い。常にぐちゃっとした進行。その割に勿体ぶるから全体的に遅い。終盤酷いなぁ。
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沈黙のパレード(2022年製作の映画)

3.8

ドラマ、ガリレオシリーズ劇場版の第3作。
ガリレオシリーズを鑑賞したのはこれが初めてなのだが、当然ながら初見でも付いていける主要キャラクター、ストーリー展開のわかりやすさ。
ドラマの延長線上でありなが
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さかなのこ(2022年製作の映画)

4.2

さかなクンの自叙伝を映画化したお魚さん作品。
好きを貫き通す事によって得られたものは大きい。さかなクン、エピソード豊富すぎる。ヤンキーと仲良くなるとかホント漫画の主人公だよ。
さかなクン役ののんさんは
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子供はわかってあげない(2020年製作の映画)

4.4

青春要素高めの映画。漫画原作は何度も読んでいたがこの作品は漫画でしか成立しない、てか漫画でも成立してるかなってくらい私の中では良い意味での問題作。一コマ一コマの台詞回しや小ネタが独特で、キャラクターの>>続きを読む

星の子(2020年製作の映画)

3.5

宗教に熱心な親を持つ中学生女子の映画。自身の成長期と周囲の見解で揺らぐ気持ちとそのままで良いと唱えられゆっくり噛み砕いていくちひろの心情は分かり易い。
長回しのパートも何度かあり、予想通りなのだがその
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いとみち(2020年製作の映画)

4.0

弘前の女子高校生いとが青森のメイド喫茶で働く映画。強めの津軽弁や三味線など何かとコンプレックスを抱えたいとがちょっとずつ打ち解けていく全編。
オール青森ロケのほぼほぼ津軽弁で邪魔なものはなく不意にくる
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ドライブ・マイ・カー(2021年製作の映画)

2.6

村上春樹原作の3時間映画。
村上春樹原作に濱口監督が混ざるとこうなるのか、て思いながら観ていた。
台詞回しやストーリー展開といい、自分には合わない。感情移入もし辛い。
最後の韓国の場面、色々想像させよ
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ソウ(2004年製作の映画)

4.4

生死をかけたゲームでお馴染みのソウシリーズ、第1作。
謎解き要素を含めたストーリーで視点も多数、過去現代の移り変わりの激しい展開だがスピーディで見れる。何よりもこの後どうなるんだ?って興味をそそらせ飽
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オープン・ウォーター(2004年製作の映画)

3.8

実話を元にした映画、とは言うがラストの結末を観ると遭難中の部分は想像なのかと。
ダイビングの団体ツアーに来た旅行者2人が大海原で取り残されるパニックホラー。あえて雑な感じのホームメイド感ある映像がどの
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ホステル(2005年製作の映画)

4.0

エロを求めてスロバキアのホテルへやってきた男の子たちにとんでもない不運が起きるスプラッターホラー。
伏線回収は丁寧で全貌が分かるまでの気味の悪い展開は良い。会員が金を払ってホテルの客を好きなように殺す
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パラサイト・バイティング 食人草(2008年製作の映画)

3.8

メキシコの古代遺跡で若い男女たちが植物に襲われるホラー映画。
原題は遺跡を意味するルインズで、人を食べる植物の話だと思って観てると何か違うかな。
原住民に襲われる部分や遺跡からの脱出を試みてそれぞれが
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