たわらさん

血界戦線のたわらさんのレビュー・感想・評価

血界戦線(2015年製作のアニメ)
2.6
8話で断念。
ベルサレムズ・ロットという異界人も同居し盛大なスケールで繰り広げる物語かと思ったら、意外にもこじんまりとした一話完結もの。この起きる事件やイベントが人間界の延長でしかなく、異界人も見た目が人外なだけの人でしかなく、この世界観に仕上げた意味が分からない。異界人も犯罪をする舞台装置でしかない人間史上主義であり、秘密結社に異界人が一人くらいいても良かったのではなかろうか。結局秘密結社も治安維持に務めるだけであり、レオナルドも妹のために行動しないため物語の推進力が無い。

ゆるく視聴するコメディなのかもしれないが、ツッコミは寒く、物語は面白くないため嗜好に合わなかった。音楽やカットインが独特な作品ではあるが、音楽は絶望的に合っていなく作品から浮いていた。恰も凄いやつが出たように演出するが、◯◯王とかいう痛いハンドルネームはボケなのだろうか。
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