前までのシーズンより、スバルの陰鬱さは描かれなれなくなった今シーズン。
ただし、その分ワクワク感を強めにしてあり、エミリア陣営以外のキャラもしっかり描かれているため、方向性が良い意味で変わっていってる作品。
レグルス戦はめっちゃ盛り上がった。
ラインハルトvsレグルスの超人(いや化物)じみた戦闘描写、スバルの闘い方、エミリアの打開、レグルスの言動、そして勝利。
全てが楽しい。
のだが、今期最大の盛り上がりはレグルス戦、つまり3rd seasonの中盤(Filmarks上だとシーズン5の序盤)。
なので終盤になるとどうも不完全燃焼感が否めない。
一番最後のワンシーンも含めて、やっぱり物足りない。
描く時系列を変えるべきなのか、もっと描く部分を増やすべきなのか(今期は前期までと比べて話数が少ない。)、解決方法なんて分からないが、残念に感じた。
サブタイトルの使い方、人物描写、キャスト陣の演技は相変わらず素晴らしい。
今回はEDも好み。映像も音楽も好き。
名シーンも多く、スバルの演説シーンは素晴らしいし、ガーフィールの激闘と成長は好きだし、ラインハルトの活躍や家族関係も素晴らしい。
オットーも比較的カッコよく描かれていて個人的に嬉しいところもある。
などなど、好きなところはたくさんあるので、3rd season全体で観た時に勿体ない気がしてしまう。
4th seasonに期待。