「サマータイムレンダ」の"レンダ"とはコンピューター用語の"レンダリング"からとられているらしい。私は勝手に"連打"だと思っていた。リセットボタンを連打するように何度もやり直す事で攻略して行くまるでゲームのような物語だったからだ。ちゃんとラスボスも存在していて、ラスボス自ら自分は魔王だと名乗り、いつでもゲームを終わらす事ができると言う。この辺もゲームを意識していると思われる。
最初は一人で戦っていた主人公がロールプレイングゲームのように、1人また1人と仲間を増やし、装備を整え、戦略を練り、俯瞰して攻略の糸口を見つけて行く過程がとにかく面白く、また先が読めない展開の連続にどんどん引き込まれて行った。
島を舞台にした夏の物語という事で情景的にも夏をたっぷり感じられるし、作画がとても綺麗だった。アクションシーンの作画も迫力があり圧倒された。
とにかく毎話新しい展開や謎が提示されるので飽きさせないし、隙のない完成度の高さに感嘆させられた。
