異世界から帰ってきたという胡散臭いおじさんが主役。
おじさんが物語の語り部となり、甥っ子に聞かせていくというスタイル。
にわかには信じられない出来事が語られて行く。
普通なら頭のおかしいおじさんのホラ話となるだろう。しかし、それは確かに存在していた。その証拠におじさんは現実世界でも魔法を使えたのだ。
異世界でおじさんはいかにしてドラゴン等の魔物と戦ってきたのかという武勇伝が語られる。
また、おじさんはセガのゲームが大好きであるというのがポイントであり、とにかくゲーマーならではの視点で攻略して行く様が理にかなっていた…と思う。
あと、様々なヒロイン的キャラがおじさんを好きになるというご都合主義展開が繰り広げられるも、おじさんは恋愛には全く疎いというのがお決まりであり、現実世界で甥っ子にツッコまれるというのが面白い所だった。
まあ、面白いには面白いんだけど、あまりになんでもあり過ぎるし、少々ワンパターンに感じられる事もしばしばだった。
もう少し現実世界での話も盛り上げてくれたら尚良かったかなと思った。
