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BANANA FISHのsuzのネタバレレビュー・内容・結末

BANANA FISH(2018年製作のアニメ)
3.8

このレビューはネタバレを含みます

①★★★★★ (ストーリー)
②★★★★★ (構成)
③★☆☆☆☆ (エンターテイメント)
④★★★★★ (キャラクター)
⑤★★★☆☆ (映像)
⑥★★★★★ (音楽)
⑦★★☆☆☆ (印象)
⑧★★★★★ (独創性)
⑨★★★☆☆ (関心度)
⑩★★★★☆ (おすすめ度)

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どうしても救うことのできない闇の中にいるみたい。誰かを思う気持ちが絡み合って不運の連鎖を生む。美しいという感想をよく見るが美しいとまとめることはできない。鬱アニメと言われる所以がよくわかる。

(以下引用)
彼に関わったたくさんの大人たちは、ゴルツィネもブランカも、それぞれのやり方でアッシュを愛し、救いたかったのに、だれも救うことができなかった。英二はアッシュに幸福をもたらしたけれど、やっぱり運命からアッシュを救うことができなかった。アッシュ自身が救いの手をこばんだというところもあるけれど、ゴルツィネが示したコルシカ・マフィアの次期ボスという未来も、ブランカが示したカリブで穏やかな日々を送るという未来も、英二が示した一緒に平和の国・日本に行くという未来も、アッシュには馴染まなかった。終盤アッシュは自分の手が汚れていることを自覚していて、自分の存在を恥ずかしいと感じていて、自分の居場所はニューヨークのダウンタウンにしかないと思っている。
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