吉田秋生の漫画が原作。真逆の2人に訪れる過酷な運命の物語。
アメリカ・ダウンタウンのストリート・キッズに若くして君臨する“アッシュ”の下に、カメラマンである“伊部俊一”が取材にやって来た。そこには彼の助手として、大学生の“奥村英二”も同行している。
真逆の環境で育った2人だが、アッシュは17歳、英二は19歳と年が近く、互いに何か惹きつけられるモノを感じたのか2人は打ち解けだしていた。
しかし、そんな取材の最中に敵対するグループがアッシュ達を襲撃する。初めての銃撃戦に固まってしまう英二をアッシュ達は守ろうとするが…
これをただの“BL作品”として片付けてしまうにはあまりにも勿体ない。
確かにBL臭はするがそれはアッシュに男娼としての経歴があるからで…と難しい話になる。個人的にはBLというより友情と依存が強いように思えた。
何よりストーリーの展開が憎らしい程に上手い。ずっとハルハラしながら観れた作品。
悲しくそして儚く…だからこそ美しい物語。
もうショーターを許してあげて…(´；ω；｀)
※作中で豹さんが亡くなる道程の描写あり。極度に苦手な方はご注意ください。
