センカン

奏光のストレインのセンカンのレビュー・感想・評価

奏光のストレイン(2006年製作のアニメ)
3.3
初戦で2回撃墜する主人公とは…

ストレインの設定が中々面白い、おそらく産まれる前から搭乗者にすべく、自身の脳髄を補完してミミックという箱に詰める。これを機体(ストレイン)にセットする事で自分だけが搭乗できる高性能機になる。産まれる前から仕込まないと土俵にすら立てないし、ミミックが破損するとストレインに乗れなくなるという設定。

あらすじに1話の内容あるので書いちゃいますが、ストレインの優秀な搭乗者として成長してきたセーラが、兄の強襲によってこのミミックを破損してしまう。
それでも兄を追うために、名前も変え、ミミックが無くても乗れる低性能な量産機に乗ることを決意する…って展開が熱い。

1クールしか無い割にストーリー中盤で少し中弛みする感はあるけど、珍しい設定で楽しめました。
中弛みの要因且つ戦犯のラヴィニアが居なければもう一段面白かったかも笑
マジでラヴィニア許せん!
何故このラヴィニアとヒロイン位置のエミリィが同じ野中藍ボイスなのかずっと疑問でしたけど、特に解消されませんでした笑

声優的には田中理恵好きなんで1話から居てテンション上がるんですが、2回悲しい展開が…、桑島さんみたいなムーブしてるな。
あとセーラとダンスすると100%悪い事が起きるジンクスがあって、3回目にもなると、あっ察しってなる。
これを踏まえると、仲間として認められた時のロッティのセリフ「これはダンスの誘いじゃないぞ、ただの握手だ」が必死の懇願に聞こえる笑

点数内訳
世界観:3.5
ストーリー:3
キャラ:3
音:3.5
映像:3.5
スコア:3.3
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