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ぼっち・ざ・ろっく!のkoumeiのレビュー・感想・評価

ぼっち・ざ・ろっく!(2022年製作のアニメ)
3.0
自分のオタク的感性が劣化しちゃったのか全然面白くなかった…。8話と12話も特に普通かな…。これだったら涼宮ハルヒやけいおんの方が良いかな。オタク界隈で評判だったから期待してたんだけど…。批評も一通りチェックしたけど、ぼざろの面白さ自体をちゃんと解説してはいなかったから、面白いと思った人は何が面白いのか教えて欲しい…。
教科書的な分析だと、日常系に代わってなろう系がオタクアニメの中心になったが、2022年はなろう系への反動として日常系への回帰が起こり、その代表がリコリス・リコイルとぼっち・ざ・ろっく!で、前者は鑑賞物としての日常系つまりけいおん的な萌えへの回帰で、後者は感情移入できる日常系、適度な距離感を取って感情移入できる器として後藤ひとりが機能していた。比喩的には童貞の女の子的存在がオタクにはハマった。
ただ自分としては、自意識過剰過ぎて単純に主人公がウザかった。。
そんなに才能があるなら周りからチヤホヤされたいというしょうもない承認欲求なんてどうでもいいからとにかくギター片手に営業しまくってさっさと世界に飛び出せよ、としか思わなかった。日常系というより成長物語としての側面の方が強かった印象だから、早く自分を売り込めよ、とイライラしてしまった。
まとめると、なろう系から日常系への回帰として感情移入できる最高にちょうどいい器としての後藤ひとりが評判だったらしいが自分にはあの自意識過剰ぶりがウザかったというかクドかったかな…
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