コミュ障で人見知りな主人公がやがて人前でライブをするようになるまでを描く成長物語だ。
ギターを弾くのが好きで、ネットにギターを弾く動画をあげて行くうちにどんどん上手くなり、やっぱりバンドをやってみたいという思いが芽生えるも、そこからどうしたらいいかわからない。なかなか勇気も出ないし、第一歩を踏み出せない。そういうもどかしい気持ちは誰もが経験ある事だと思うのでとても共感出来たし、思わず応援せずにはいられないようなそんな純粋さで溢れた物語だった。
最初はダンボールに入って演奏していたのが、やがて大勢の観客前で堂々と演奏するようになって、その成長にとても感動させられた。
やっぱり青春×バンドものにハズレ無しという私の持論はこの作品でも見事証明されていた。
演奏をしつつ成長する過程を描き、ライブシーンでカタルシスを得るというテンプレはやはり無敵過ぎる。
そこへ持ってきて日常パートのゆるい感じも最高だし、いちいち細かいギャグネタが盛り込まれているのも飽きさせない要因だった。
これはまた2期が楽しみなアニメが増えた。
