エピソード11
迷い心で初詣

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あらすじ
望と一緒に初詣にやってきたことではしゃぐ桜月姉妹とは対照的に、イブの日以来、楽しそうに買い物をしていた優也と薫子の顔がチラついて上の空の望。おみくじ売り場にやってきた3人はそれぞれおみくじを引くが、結果は桜月姉妹が小吉で望が吉。全体的にはよいことが書かれていたが、誰ひとりとして恋愛の項目だけはよくなかった。そこへ一条姉妹と優也もやってきた。一条姉妹と桜月姉妹が話しをしている隙に優也が薫子に告白したことを報告すると、権田たちが現れて「一条さんさんに近づくな……」と優也に圧力をかけてくる。しかし、優也は「会いたい時に会う。それだけだ」と彼も一歩も引かず、その態度に気を悪くした権田は勝負を申し込むが、結果は優也の圧勝に終わるのだった。勝負に負けた権田に駆け寄ると、望に一条姉妹に秘めた想いを独白するのだった…
望は桜月姉妹と一条姉妹、優也が待つ甘味喫茶へ向かい合流するが、そこで些細な誤解が生じ、望はやっぱり薫子は優也のことが好きなんだと思ってしまう。帰り道、望の態度が最近おかしいことに気付いた桜月姉妹は、自分たち以外の別の誰か好きな人がいるのではないかと考えるようになる。冬休み最後の日、先日から体調を壊して塾を休んでいる桜月姉妹のことを望が心配していると、剣持がやってきてふたりのことをどう思っているのかと聞いてくるが、いまだハッキリとした答えが出せない。そして3学期が始まった。桜月姉妹は塾だけでなく学校もずっと休んでいた……。
©双葉ひな・ささきむつみ・アスキー・メディアワークス/双恋製作委員会