エピソード12
バレンタイン・パニック

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あらすじ
一条姉妹は2月になっても学校を休んだままで、家に電話をしても繋いでもらえず、2人の状況はわからない。この状況に一条姉妹も心配するが、剣持からいわれたことが引っかかり、桜月姉妹が学校へ来ないのは自分がハッキリしないせいからだと望は思っていた。
一方、桜月姉妹は双愛中学に行きたいと懸命に訴えていたが、剣持からは来週には旦那様も戻り、転校して以前の女子校へ通えるようになるといわれてしまう。学校に行かせてもらえない2人は、それでも望のために近づくバレンタインへ向けてのチョコ作りを開始すると、以前みた映画のように、当日、こっそり家から抜け出して渡す計画を立てるのだった。
その頃、一条姉妹もチョコ作りのための材料を買いでかけ、薫子はそこで菫子からバレンタインのチョコを渡すときに告白する話を聞く。菫子の前では応援するといっていた薫子だったが、彼女の気持ちもまた望に向かっていたのだ。その日晩、一緒にチョコを作っているとき、隠していた薫子の気持ちが菫子にバレてしまい……。
バレンタイン当日。家を抜けだした桜月姉妹は望のもとへ向かうが、チョコを渡そうとしたときに一条姉妹が現れて「私たちの気持ち!」とチョコを渡す現場を目撃してしまう。ショックを受けながらも一条姉妹が去った後、勇気を出してチョコを渡す2人だが、そこに剣持が現れて「お嬢様方は、元の女学院に転校なさいます」と望に向かっていうのだった……。
©双葉ひな・ささきむつみ・アスキー・メディアワークス/双恋製作委員会