ゲゲゲの鬼太郎(第6作)の40の情報・感想・評価

エピソード40
終極の譚歌 さら小僧
拍手:10回
あらすじ
ビンボーイサムは全く売れないピン芸人。劇場に出てネタを披露しては、全くウケずに落ち込む日々が続いていた。ある日の帰り道、何かの声を聴いたイサムは誘われるように川べりの方へ行くと、一匹の妖怪・さら小僧が「ぺったらぺたらこ」と楽しげに唄を歌いながら皿を洗っていた。その様子を盗み見たイサムはこれをネタにして芸をすることを思いつく。かくして、ぺったらぺたらこの唄と踊りで人気に火がついたイサム。しかし、自分の唄が盗まれたと知ったさら小僧は激怒する。鬼太郎もイサムに歌うのをやめるよう警告しに行くのだが…。
コメント5件
slow

slow

世にも奇妙な物語にありそうなブラックなオチの傑作! 自分のネタでは勝負できなくて他人のネタを盗作するしかのし上がれないのなら、芸人の才能がないって事。 諦めて別の道に行けばよかったのにそう簡単に割り切れないのが人間の愚かさ。 これは仕方ないよ。 心の弱さが人間だもの。
夏藤涼太

夏藤涼太

水木しげるもドン引きのブラックオチで草。いや笑えない。
Ukichi

Ukichi

切ないのう
いいね!3件
かん子

かん子

お笑い
Corno

Corno

このコメントはネタバレを含みます

12年前のお笑いグランプリで優勝して以来、一発や芸人となってしまったビンボーイサムがある日、さら小僧の歌を聞く。その歌をネタに盛り込むとたちまちウケて人気者に。しかしさら小僧が怒り、イサムを拉致。鬼太郎が今後一切さら小僧の歌を歌わないことでなんとか場を収めた。 次は命は無いぞと言われていたイサムは12年ぶりのグランプリ決勝、新ネタが思い浮かばない。家族には「あなたが元気でいてくれればそれでいい」とまで言われたイサムは、貧乏神のネタを思いつく。決勝で披露するも全くウケない。そして最後にさら小僧の歌を歌ってしまう。会場は大ウケ、優勝間違い無しとなる。 家族に愛されたイサムであったが、彼自身は「これが欲しかったんだ、他に何も要らない」とまで発言。最後はさら小僧が怒るシーンで終わり。